寒くなると湿度が低くなり、乾燥に悩まされますよね。乾燥すると、インフルエンザにかかるリスクも高まるので、子どもがいる家庭では湿度管理が大切になります。
加湿器が欲しいと思っても…
- どの種類が良いかわからない
- カビが繁殖しやすいって聞いたけど本当?
- お手入れしやすいものはないの?
そんな問題を解決してくれるのが「象印のスチーム式加湿器」です。今回私が購入したEE-TA60-BMを紹介します。この記事では、実際に使ってみた使用感やおすすめな理由、お手入れ方法、加湿器の選ぶポイントなどを解説します。加湿器選びの参考になれば嬉しいです!
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMの概要
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMの概要は以下のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
品番 | EE-TA60(BM) |
カラー | ソフトブラック |
価格 | 28,380円 |
加湿方式 | スチーム式 |
タンク容量 | 4.0L |
定格加湿能力 | 600mL/h |
適用床面積 | 木造和室10畳、プレハブ洋室17畳 |
連続加湿時間 | 強:約6時間、中:約10時間、弱:約20時間 |
消費電力 | 湯沸かし時:985W、加湿時:495W |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 24×27.5×36.5 cm |
本体質量 | 約2.8kg |
電源コード長 | 1.2m |
運転音 | 約30dB |
保証期間 | 1年間 |
広い畳数に適応した象印の上位モデルです!
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMを実際に使ってみた感想
実際に使ってみた感想を以下の項目に分けて紹介します。
- 丁寧な梱包で配送でも安心
- 真っ黒すぎず、おしゃれな黒
- 重くない、片手で持てて移動はラク
- 最初だけプラスチックの臭いがする
- 加湿されるのに時間がかかる
- 部屋が暖かくなる
- 音は日中は気にならないが、夜は静音モードがおすすめ
- 加湿器本体はそこまで熱くならず安全
丁寧な梱包で配送でも安心
段ボールに発砲スチロールで傷がつかないよう梱包されていました。家電はネット注文だと配送で傷などが心配なのですが、この梱包なら安心です!
真っ黒すぎず、おしゃれな黒
本当は白がよかったのですが、EE-TA60-BMはソフトブラックという色しかありません。家具が木目調や白が多いので、家のリビングに合うか心配でしたが、おしゃれなデザイン・色なので、全く問題ありませんでした。むしろ白だと膨張して見えるので、黒で正解かと思っています!
重くない、片手で持てて移動はラク
加湿器の重さは2.8Kgです。ちょっと重いかな…と思っていましたが、中身が空の状態では、片手で問題なく動かせます。重いという感覚はありませんでした。
加湿されるのに時間がかかる
お湯を入れた瞬間に蒸気が出ると勘違いしてました( ;∀;)笑
加湿が始まるまで約35分かかります(説明書より)!すぐに加湿したい場合は、ぬるま湯か、給水量を少なくすることで解決しました!私はケトルで沸かしたお湯を加湿器の1/3入れてみましたが、5分程度で蒸気が出てきましたよ!
最初だけプラスチックの臭いがする
加湿を始めて、最初だけプラスチックの臭いを感じました。電気ケトルも同様の臭いです。プラスチックなのでしょうがないと思いますし、最初だけ感じただけで、すぐに気にならなくなりました!
部屋が暖かくなる
とにかく部屋が暖かく感じます!暖かい蒸気を出しているので、当たり前かもしれませんが、同じ加湿器でも気化式だと冷たい蒸気になります。子どもにエアコンの温度を下げてほしいと言われました。そのくらい暖かくなります。
音は日中は気にならないが、夜は静音モードがおすすめ
音は、「自動の標準モード」を使用しましたが、気になりません。ポットや電気ケトルでお湯が沸く音と同じです。自動モードだと、湿度をコントロールするので、ずーっと音がするわけではありません。音が鳴っても「うるさくは感じない」程度です。夜間もそのままのモードで良いと思いますが、気になるようでしたら「静音モード」がおすすめです。静音モードは静かで、全く音は気になりませんでした。
静音モードにしませんでしたが、我が家の赤ちゃんは、音がホワイトノイズ感覚だったようで、心地よく寝ていましたよ。
加湿器本体はそこまで熱くならず安全
加湿器本体も熱くなったら危ないな~なんて思ってましたが、蒸気が出るところ以外は、暖かい程度で、触っても大丈夫でした。
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMがおすすめな理由5選
実際に使ってみて、象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMがおすすめだったので、その理由を以下に紹介します。
- お手入れが簡単でカビが繁殖しにくい
- おしゃれなデザインでリビングになじむ
- 高い加湿能力でしっかり加湿
- 安全性への配慮され、子どもがいても安心
- 音が静かで寝ていても気にならない
①お手入れが簡単でカビが繁殖しにくい
ポットのような構造で、お手入れが簡単でした。フィルターはありません。上蓋が外れ、全部丸洗いでき、清潔が保てます。間口も広く、水が捨てやすい構造です。クエン酸洗浄機能があるので、ポットを洗うように、中も洗浄できます。中はフッ素加工されているので汚れが付きにくいです。
1つおまけで、クエン酸がついてきてました!スチーム式加湿器であれば、お手入れも簡単でカビが繁殖しにくいです。
②おしゃれなデザインでリビングになじむ
おしゃれなデザインです。寝室だけでなく、リビングに置きたい人にも雰囲気を邪魔せず置いておけます。EE-TA60-BMはソフトブラックで、真っ黒ではないので、圧迫感もありません。白だと膨張色ですが、黒なのですっきり見えます。
③湿度が表示される
湿度が低いとさまざまな不調が起こります。湿度が表示されるので、快適な湿度である40~60%を管理しやすいのでおすすめです。デジタル画面があるのは、象印ではEE-TA60-BMだけ!
快適温度については以下のサイトを参照しました☟
湿度が低すぎると、のどや気管支の粘膜が乾燥し、のどを痛めたり、カゼのウイルスが体内に侵入しやすくなります。インフルエンザウイルスは、湿度が低い方が生存しやすい性質があります。湿度が低いと、静電気も発生しやすくなるので、概ね湿度40%以上を保つよう心掛け、必要に応じて加湿や除湿を行いましょう。
湿度は40%~60%の間を目安にして、必要な場合は加湿や除湿を行いましょう。
引用:東京都福祉保健局の健康・快適居住環境の指針より
④安全性への配慮され、子どもがいても安心
子どもがいると、倒したり触ったりして、やけどする危険がありますよね。象印のEE-TA60-BMは、3つの安心機能がついています。
- チャイルドロック:キーを3秒押しすると、すべての操作ができなくなる
- ふた開閉ロック:転倒しても簡単にふたが開きません
- 転倒湯もれ防止構造…本体を倒しても湯もれを最小限に抑えられる
もし倒れても、被害を最小限にできる配慮は大切ですね!
⑤音が静かで寝ていても気にならない
EE-TA60-BMには出力のモードが3段階あり、それぞれ音のレベルが異なります。
- 弱(静音)モード:ささやき音(約30dB)
- 中モード、強モード:図書館の中(約36dB)
普通の会話は約60dBなので、とても静かなのがわかります。気になって寝られない!なんてことは、ありませんでしたよ。
加湿器の選び方のポイント5選
どんな加湿器を選べばいいか迷いますよね。以下の5つのポイントを考慮すると選びやすくなりますよ!
- 加湿方式の選択
- 適用床面積と加湿能力
- お手入れのしやすさ
- 安全性
- 音の静かさ
①加湿方式の選択
加湿器の加湿方法には、以下の種類があります。
- スチーム式(加熱式)
- 気化式
- 超音波式
- ハイブリッド式
1:スチーム式(加熱式)
象印の加湿器は2024年に販売されている商品は全てスチーム式のタイプです。水を沸騰させて蒸気を放出するため、雑菌の放出を抑えられます。電気代が高めになるのがデメリットです。
2:気化式
空気清浄機と加湿器一体型によくある加湿方法です。水を含んだフィルターに風を当てて気化させる方法でう。電気代が安いのがメリットですが、運転音が大きいことがデメリットです。
ママ友情報では、気化式では水を加熱しないため、冷たい水が出てくるので、寒く感じると言っていました!
3:超音波式
振動で水を霧状にして放出します。静かで電気代も低いですが、タンク内の水が不衛生になる可能性があります。
4:ハイブリッド式
スチーム式と気化式の両方の機能があり、効率的に加湿できます。
電気代が高くなるデメリットはあるものの、清潔に使用できるのは「スチーム式」一択!
使用時間を調整し、電気代をコントロールするのがおすすめ!
②適用床面積と加湿能力
加湿器の適用床面積に合わせたモデルを選ぶことが重要です。どこで使用するかを考えて購入しましょう。加湿能力は「mL/h」で示され、数値が高いほど広い部屋に適しています。メーカーサイトでは「木造〇畳対応」という記載があるので、使用場所の畳数がわかればOKです!
③お手入れのしやすさ
フィルターレス設計や簡単に取り外せる部品があるモデルは、定期的な清掃が楽になります。毎日使うものは清潔に使いたいですよね!
④安全性
倒れたら水やお湯がこぼれてしまうと、小さい子どもがいると危ないですよね。チャイルドロックや自動停止機能など、安全対策がある商品もあります。安全対策されているかチェックしましょう。
⑤音の静かさ
使用する部屋(特に寝室)によっては、運転音が静かなモデルを選ぶことがおすすめです。超音波式は静かなのが特徴です。超音波式以外でも、夜間モード搭載など、静かに使用できる商品もあります。
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMのデメリット
価格がやや高い
象印から発売されている、スチーム式加湿器と価格を比較した表は以下のとおりです。
モデル名 | 価格(円)※ | 適用畳数 (木造和室/プレハブ洋室) | タンク容量 |
---|---|---|---|
EE-TA60-BM (紹介商品) | 28,380円 | 10畳/17畳 | 4.0L |
EE-DE50 | 25,080円 | 8畳/13畳 | 4.0L |
EE-DE35 | 21,780円 | 6畳/10畳 | 3.0L |
EE-MA20 | 17,380円 | 3畳/6畳 | 1.8L |
EE-RT35 | 18,480円 | 6畳/10畳 | 2.2L |
EE-RT50 | 21,780円 | 8畳/13畳 | 3.0L |
※:価格は加湿器の商品一覧 | 象印マホービン公式オンラインストア【象印ダイレクト】から引用しています。
EE-TA60-BM(当記事紹介商品)は、高性能で、より広い畳数を加湿できるため、同じタンク容量のEE-DE50よりも3,000円程高いです。小さな部屋や個室での使用を考えている場合は、やや割高に感じる可能性があります。
電気代が高くなる可能性がある
今回紹介しているEE-TA60-BMはスチーム式加湿器です。水を加熱して蒸気を発生させています。水を加熱する段階で大量の電力が必要となるため、電気代が高くなる可能性があります。以下に加湿方法別の電気代をまとめました。
加湿方法の種類 | 1時間あたりの消費電力(※) | 1日8時間使用時の電気代(※) | 30日間使用時の電気代(※) |
---|---|---|---|
超音波式 | 0.02kWh | 4.96円 | 148.8円 |
スチーム式 | 0.21kWh | 52.08円 | 1,562.4円 |
気化式 | 0.014kWh | 約3.47円 | 104.1円 |
ハイブリッド式 | 0.122kWh | 約30.26円 | 907.8円 |
※:電力量料金単価は31円/kWhで計算。
電気代の高さは、スチーム式 > ハイブリッド式 > 超音波式 > 気化式です。
ダントツでスチーム式が高いですが、湿度が安定したら「切タイマーを使用する」などの工夫で、1日の使用頻度も節約できそうです。
適切な湿度になると暖かく感じるので、エアコンの設定温度は低くなって、電気代は変わらないという人もいるようです!
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMがおすすめな人、おすすめできない人
おすすめな人の特徴
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMがおすすめな人の特徴は以下のとおりです。
- スチーム式がいい
- お手入れをラクにして、清潔を保ちたい
- おしゃれなデザインがいい
- 広い部屋(10~17畳)を加湿したい
毎日行う水の入れ替えやお手入れは、ラクで清潔にできるのが一番ですよね!
おしゃれなのもポイントが高いです!
おすすめできない人の特徴
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMを、おすすめできない人の特徴は以下のとおりです。
- 加湿器は安く購入したい
- スチーム式じゃなくてもいい
- 電気代を安くしたい
とにかく「安さ」を追求する人は、おすすめできないです。
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMの口コミ
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMの口コミを「良い口コミ」「悪い口コミ」に分けて紹介します。
良い口コミ
カビがはえにくいことと、上から給水で容量の大きい加湿器が欲しくて購入しました。広めのリビングダイニングですが、いい感じに加湿出来ています。
引用:加湿器 EE-TA60 BM(ソフトブラック) | 象印マホービン公式オンラインストア【象印ダイレクト】
部屋が暖かくなり、お手入れもラクで購入して満足している人が多いですね。
悪い口コミ
カルキ対策は、象印から出ている「クエン酸」が良く落ちるとの口コミもありました。
電気代は、使用時間などをうまく調整し、エアコンの設定温度を下げられると節約できそうですね!
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMのお手入れ方法
本体、上ぶた、蒸気カバーに分解できます。普段のお手入れは、上蓋の内部をすすぎ、本体の水は排出し、乾かせばOKです。内部の汚れが気になる場合は1~2か月に1回、クエン酸洗浄をメーカーは推奨しています。クエン酸を入れて、「クエン酸洗浄ボタン」を推せばOKです。
メーカーサイトでもお手入れ方法を詳しく説明してくれていますよ!
以下のURLから確認してみてください!
加湿器は季節家電なので、早く買わないと無くなる
加湿器は高いので購入を迷っていて、家電量販店に行ったのは12月下旬。2日前までさまざまな種類の商品が、大量の在庫があったが、飛ぶように売れているとか。季節家電なので、再入荷などはなく、在庫があるのみとのこと。
特に象印は人気と店員さんは言ってました。欲しい商品がある場合は、本当に早く購入することをおすすめします。
ママ友に聞いてみたら、全員象印のスチーム式加湿器を持っててびっくりしました!
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMのQ&A
- どこで購入するのがおすすめ?
- 加湿器と一緒に、あると便利な商品はある?
- Qどこで購入するのがおすすめ?
- A
ポイントがつくので、ネット購入がおすすめです!しかしネットで売り切れている場合は、メルカリなどで購入するか、店舗に足を運んでみるもの良いと思います。
リンク\メルカリでの購入はこちらから/
- Q加湿器と一緒に、あると便利な商品はある?
- A
加湿器を掃除する「クエン酸」と、「湿度計」があると便利です。「クエン酸」で洗浄する機能もあるので、定期的に洗浄し、清潔を保ちましょう。クエン酸は100円ショップでも購入できますが、象印でも販売しています。象印の方が汚れ落ちが良いという口コミがあるようです。☟☟
リンクまた、「湿度計」もあるとおすすめです。湿度と室温が両方同時に確認でき、さらに部屋を快適に保てます。私はTANITAの湿度計を使用しています。メリットは、置いても使用でき、マグネットも付くので便利です。おしゃれなデザインなので、リビングになじみます。
まとめ:10~17畳なら高機能のEE-TA60-BMしか勝たん!
象印スチーム式加湿器EE-TA60-BMは、しっかり加湿されるのはもちろん、お手入れがラクで、おしゃれなうえ、安全に使用できる人気の商品です。スチーム式なので、電気代が高いのがデメリットですが、湿度が上がると暖かく感じるのでエアコンの設定温度を下げたり、加湿器の使用時間を調整することで解決できそうです。
メリットを兼ね備えた加湿器は象印しかありません。季節家電なので、在庫がなくなったら再販されません。特に子どもや高齢の方がいる家庭は、加湿器を上手に利用して、風邪やのどの不調から守りましょう。
少ない畳数の人は、EE-TA60-BM以外の象印のモデルもおすすめです!
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